「土用の丑の日」と言えば、やっぱりウナギですよね!
最近では、中国産の安いウナギも スーパーで売っていますが、 それでも、ウナギは高級品。
昔も庶民には、高嶺の花だったようで、 ウナギじゃなくても 「う」のつくものならいいじゃない!と 身近なもので、元気になったような気になっていたとか?
さて今日は、土用じゃなくてもウナギが食べた~い!と
嫁にねだるウナギ好きな僕が、
「土用の丑の日」にウナギを食べる由来などについて、分かりやす~く解説します。
最後までお付き合いください!
目次
「土用の丑の日」にウナギを食べる由来は?
「土用の丑の日にウナギを食べる!」
という習慣が広まったのは、江戸時代の頃。
なかなか客が来なくて困っているウナギ屋が、
蘭学者の平賀源内に相談しました。
ウナギが大変、栄養満点で滋養に良い事から、
店の前に「本日土用の丑の日」と、
張り紙をしてみたらどうかと提案したそうです。
そうすると、その張り紙のお陰で ウナギ屋は、
あっという間に大繁盛したそうです。
それが噂になり、他のウナギ屋がまねして
全国的に広がっていったという事ですよ。
今じゃ店頭に、「冷やし中華始めました!」
みたいな ポップは、当たり前ですけどね。
もしかしたらポップの起源も、 平賀源内だったりして?
夏だけじゃない!「土用の丑の日」は年に4回も
実は、四季毎に年4回あります。
- 春・・・立春
- 夏・・・立夏
- 秋・・・立秋
- 冬・・・立冬
それぞれの18日前が「土用の丑の日」です。
季節の変わり目は体調を崩しがちです。
栄養満点なウナギを食べて乗り切ろう!
という事でしょうね。
4回ウナギ食べてもいいんだって! ⇒嫁
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ウナギにはどんな栄養があるの?
疲労回復や食欲増進に効果的なビタミンが豊富です。
バテ気味な体には、もってこい!ですね。
- ビタミンA・・・目の疲れ、ガンの抑制
- ビタミンB1・・・疲れ、消化、食欲不振
- ビタミンB2・・・めまい小鼻や脂ぎる肌の抑制
- ビタミンD・・・骨を強くする、虫歯予防
- ビタミンE・・・老化、しみ、しわ、血行
- DHA・・・頭の働きを活性化
- EPA・・・コレステロール、中性脂肪を減らす
僕は仕事で1日8時間以上は、
パソコンの前に座っていますので
目も疲れるし、頭も疲れる!
運動不足で中性脂肪も増えてきている!
ついでに年も食ってきた!
いや~これはまさしく、
僕の為の食べ物だな~ ⇒嫁
ウナギ以外の食べ物では?「う」が付けばいいの?
昔から厳しい熱さを乗り切るのに
「土用の食い養生」という風習がありました。
- 土用しじみ
- 土用餅
- 土用卵
などがあります。
また土用には梅干しなど「う」のつくものを食べるといい!
とも言われています。
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[マメ知識] ウナギと梅干しは食い合わせが悪い?
昔からウナギと梅干しは相性が悪い!と言われますが、 江戸時代の「養生訓」という書物にも書かれていたそうですが 科学的根拠はなく、むしろ脂っこいウナギの消化を助ける働きがあるので 実は相性はいのです!
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ウナギが、流行りだした当時、
ウナギは、一般庶民には高い食べ物でした。
(今でも高い!)
じゃあ「う」のつく食べ物だったいいんじゃねぇ?と言う、
一般庶民の苦肉の策みたいなところから、
広まって行った風習のようですね^^
「う」のつくもの現代版!
当時の「う」のつくものと言えば 「うめぼし」や「うどん」「きゅうり」(きゅうりはウリだから?) でしたが、現代風に考えると?
- うに
- うなぎパイ
- ういろう
- ウーロン茶
- うずらの卵
- 薄口しょうゆ
- ウイスキー
- ウイダーinゼリー
- ウインナーソーセージ
- うまい棒
などなどetc。
あまり夏バテ防止には、効果なさそうですが^^
僕は「土曜の丑の刻」に、ウイスキーを良く飲みます^^
では、 おあとがよろしいようで。