「妊娠してから後悔するすること」として
産婦人科医さんが以下の5つの事を上げていました。
- 妊娠前に風疹予防接種をしてなかった
- 大きな子宮筋腫が見つかった
- 子宮頸ガンが見つかった
- 卵巣嚢腫が見つかった
- 葉酸を飲んでなかった
この中でも特に「妊娠前に風疹予防接種をしてなかった」と
いうことについて、ウチの嫁は、
とても気になったようです。
僕は、子どものころに風疹にかかりましたが、
嫁はまだかかったことがないんです。
妊娠と風疹はどういう関係があるんでしょうね? [colored_bg color=”light‐yellow” corner=”r”]
※2~4については、症状がない場合でも
「ブライダルチェック」をすることで発見できますので
結婚前の女性は、産婦人科で受診する事をお勧めします。
※5は妊娠初期(4週~12週)に葉酸不足を起こすと
胎児に神経障害が起こりやすくなると言われています。
サプリメント等で補給しましょう。 [/colored_bg]
目次
なぜ妊娠前に風疹ワクチンを接種するの?
妊娠後に風疹に感染した場合、
赤ちゃんに、障害が起きるのでは?
と言われているからです。
風疹は、子どものころにかかる場合が、 多いですが、
大人になるまで かかったことがないという人も
結構、いるようですね?
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風疹の症状は?
発熱、全身に発疹(ピンク、赤い小さなもの)、
あご周辺の痛みが主な症状とされていて、
風邪に似ています。
再感染の場合や抗体を持っていたが
低かった場合などは、
症状が出ない場合もあります。
症状が出ない風疹は、赤ちゃんへの影響は、
ほとんどないと言われています。
妊娠中に風疹にかかったら赤ちゃんはどうなる?
妊娠中に風疹に罹った場合、
赤ちゃんに障害等が起こることがあるようです。
- 難聴(耳がよくきこえない)
- 白内障(目のレンズが白く濁り、よく目がみえない)
- 心臓構造異常(心臓の形の異常)
などが起こりやすいと言われています。
これは、風疹の感染時期が妊娠早期であるほど
危険性が高いそうです。
妊娠4~5週頃だと50%以上の危険性があるそうですが、
妊娠20週以降に感染した場合、
ほとんど問題ないそうです。
これは「先天性風疹症候群」と診断されます。
先天性風疹症候群の予防は?
まず風疹の抗体の有無を血液検査を行って確認します。
十分な抗体があれば風疹には感染しませんが、
抗体がなかったり、抗体価が低い場合には
風疹に感染する危険がありますので、
ワクチン接種を受けます。
ワクチン接種は、 妊娠していないことを
確認してから行ってください。
妊娠中の「妊娠中風疹感染」を予防するためには?
妊娠初期に受けた風疹抗体検査
(通常妊娠12週頃までに実施されます)の結果を確認します。
8倍未満(HIで<8X)の場合には
特に感染しないよう注意が必要です。
予防方法は風邪と同じです。
- 妊娠20週になるまでは、なるべく人ごみを避け!
- 外から帰ったら、うがい、手洗いをする!
これがも重要なのですが、
「旦那さんも一緒に風疹の予防接種を受ける!」です。
特に20代の男性は、 子どもの頃、
風疹の予防接種を受けていない場合が多いです。
奥さんが風疹の予防をしているのに、
旦那から、うつったなんてこともありえます。
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まとめ
- まず、風疹の抗体があるか検査する。
- 抗体が無い、低い場合は予防接種を受ける
- 2ヵ月間は避妊をする
誤解してはいけないのは、
風疹ワクチンは非常に安全なワクチンです。
妊娠中に風疹ワクチンを接種して
胎児に障害が出たという報告はありません。
もし接種後、避妊に失敗して妊娠しても、
世界的に先天性風疹症候群の
発生報告はないそうですよ。
なので必要以上に、心配することはありません。