最近やけにのどが渇く!
パンやクッキーなどが食べにくい!
口臭が気になる!
と悩んでいませんか?
もしかしたらそれって
ドライマウスかもしれませんよ!
ここ最近、ドライマウスの患者数が
急激に増加しているようです。
特に中高年女性に多いようです。
なぜでしょうか?
さらにドライマウスになると
正常な人に比べ
2倍インフルエンザにかかりやすい?!
今回はほっておくと怖い
ドライマウスについて
症状や原因などを 探ってみました。
では一緒に見ていきましょう!
目次
ドライマウスとは?
ドライマウスとは、 唾液(だえき)の分泌量が少なくなり
口が乾いた状態になる症状です。
ドライマウスの患者数は年々増えていて
現在800万人いると推定されています。
「喉が渇く」とか「口臭が気になるわ」と言う人は、
ドライマウスじゃなくてもいますので、
自覚している人も少ないです。
なので潜在的には3,000万人ぐらいは、
いるのではないか?と言われています。
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ドライマウスの症状は?
- 口がねばつく
- 口が渇いて食べ物が飲み込みずらい
- 味が変に感じる
- 口臭
- 歯垢が増える
- 舌がひび割れる
- 舌が痛い
- しゃべりづらい
などの自覚症状があります。
どれも唾液の分泌量が減少するからです。
唾液はただ消化を助けたりするだけではなくて
抗菌作用や自浄作用で口から入ってくる
ウイルスや細菌の侵入を防ぐ役割もあります。
なのでドライマウスが進行すると
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- 虫歯や歯周病
- かぜなどの感染症
- 胃炎や食道炎
- 誤嚥性肺炎
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などの病気につながっていくようです。
ドライマウスの原因は?
ドライマウス自体は病気ではないのですが
その他の病気や体の変化が原因で唾液が
減ってしまうことで起こります。
例えば・・・
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- 糖尿病
- 腎臓疾患
- 薬の副作用
- ストレス
- 老化
- 噛む力が弱くなった
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などです。
ドライマウスになりやすいのは
特に中高年の女性です。
更年期になると女性ホルモンが、
減少し唾液の分泌量が減ってきます。
さらに更年期になると不安感が強くなるのも原因で、
それを治すために抗うつ剤を飲む場合があります。
薬を常用すると、その副作用によって
ドライマウスになるケースもあります。
インフルエンザの原因なるってホント?
前の章でも書いたとおり、
唾液の分泌量が減ることで
微生物や細菌、ウィルスが体内に
侵入しやすくなります。
ですからドライマウスの人は、
インフルエンザや風邪などの感染症に
かかりやすくなるんだそうです!
2012年の岩渕歯科医師の論文では、
ドライマウスの患者は
通常の約2倍インフルエンザにかかりやすい
というデータが発表されています。
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最後に
ドライマウスは結構軽視されがちな、
初期症状です。
しかしほって置くと、
深刻な病気に発展する可能性があります。
糖尿病や腎臓疾患などの、
違う病気を発症していることも考えられます。
症状を感じたら早めに病院で
診断を受けることをオススメします。