受験する高校を決めるとき、
「この高校に入りたい!」と目標に向かって
がんばっている人がいる一方、
「自分の成績ならこの辺の高校かな」
「親や先生に勧められて」
などの理由から決める人もいるでしょう。
志願動機がはっきりある人もいれば、
「特にないんだよね」と悩んでいる人もいるはずです。
でも、その高校に入りたいと思っているのなら
ちゃんと志願動機は見つかるはずですね。
そこで、志願動機がある人もない人も
志願理由書を書き始める前に、
少し考えを整理しましょう。
目次
その高校に入りたい理由は何ですか?
まず、志願書を書く前に、
その高校に入りたい理由を具体的に整理しましょう。
受験したい高校のどこに魅力を感じますか?
- 学校の教育方針や校風が気に入っている
(通っている先輩たちがカッコよく感じるなどもありですね)。 - 大学進学率や就職実績がよい。
- 目指す部活がある。
- 通学に便利
など
自分の考えをきちんと作文するために
より具体的な理由をあげましょう。
そのためには、自分の行きたい高校について
きちんと調べる必要があります。
資料にきちんと目を通して、
先輩や知り合いにその高校に通っている人がいたら、
自分が気になる点について話を聞けるとベストです。
では、実際に志願理由を書くためのポイントについて
ご説明します。
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志願書の書き方のポイント
意気込んでたくさんの志願理由を並べる必要はありません。
自分が志願理由として
人前できちんと説明できる内容に絞りましょう。
[icon image=”point3-1-r”] 「学校の教育方針や校風」で書く場合
特に私立高校の場合ははっきりとした「教育方針」を持っている所が多いです。
なので、受験の志願理由となりやすいでしょう。
公立でも工業・農業・水産などの専門高校は
将来の職業と結びつきやすくより具体的な理由が書けるでしょう。
[icon image=”point3-2-r”] 「大学の進学率や就職実績」で書く場合
この内容で書く人は漠然とでも興味のある内容と
その先の進路を考えてみましょう。
この先面接がある場合は、
質問されると思われます。
そのために、今の自分の気持ちを
きちんと伝えられるようにしておきます。
もちろん、漠然とこれが好きだ、
興味がある、という内容でもいいのです。
高校に入ってからがんばって、
より具体的なものにしていきます、でもいいのですから。
[icon image=”point3-3-r”] 「目指す部活がある」で書く場合
中学時代に頑張ってきた部活動を
志願する高校でも続けたい、という理由は多いです。
強豪校の場合は志願理由として
書きやすいですが、そうでなくても、
同じ中学の先輩から話を聞いておいたり、
その部活の活動内容を調べておきましょう。
あこがれの部活動を盛り上げる一員に自分がなりたい、
という希望を盛り込んでもいいでしょう。
[icon image=”point3-4-r”] 「通学に便利」で書く場合
この理由だけで志願理由書を書くのは
理由としては弱いでしょう。
ただ、通学時間が短くて済む、
というメリットは、その分勉強や校内活動に時間を費やせる、
ということになります。
高校生活を充実させたい、
という希望とあわせるといいでしょう。
その時には、空いた時間を何にあてるのかも、
きちんと考えておきましょう。
高校にはそれぞれ独自のカリキュラムや
課外活動、留学制度など特徴があるものです。
何か興味を感じたり、楽しそうに感じるものがあれば、
それは自分の考えとして文章に活かせるでしょう。
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おわりに
高校を選ぶという事も、その理由を作文することも
初めての取り組みかもしれません。
もちろん真剣に真面目に取り組むべきですが、
「こう書かなければ印象が良くない」など
マニュアル的に考える必要はありません。
希望や意気込みが伝われば
高校側はきちんと評価してくれるものです。
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