「ビールのおつまみは?」聞かれて、
一番に思い浮かべるのは「枝豆」ですよね?
実はこの枝豆、
とても栄養価が高く、カロリーが低い
優秀な食品だって知ってました?
今日は、そんな枝豆の栄養や効能についてまとめてみました!
目次
野菜の出世魚?!枝豆の豊富な栄養素とは?
「枝豆」が大豆ということをご存じだったでしょうか?
大豆になる前の、
まだ未成熟なものが「枝豆」なんです。
枝豆は「ブリ⇒ハマチ」のような出世魚ならぬ
出世野菜と呼べるかも?
大豆が「畑の肉」と呼ばれるくらい、
たんぱく質が豊富、ということは、
聞いた事がありますか?
そんな大豆と枝豆を比べると、
大豆はたんぱく質、脂質、カロリーなどが枝豆よりも高いのですが、
枝豆には大豆にはないビタミンAやビタミンCが含まれています。
そのため「枝豆」は豆でありながら
緑黄色野菜にも分類されているんですよ。
ちなみに各栄養素やビタミンにはこんな働きが!
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たんぱく質
枝豆は豊富なたんぱく質を含んでいますが、とても低カロリーなので、ダイエットには最適です!
そしてたんぱく質を構成する「メチオニン」という必須アミノ酸のひとつが、アルコールの分解を助けてくれます。
「ビールに枝豆」にはちゃんと意味があったのですね。
ビタミンB1、B2、C
ビタミンB類には糖質を分解してエネルギーにする働きがあり、消化液分泌を促し、
脂肪の燃焼を助けてくれるだけではなく、スタミナ不足や疲労回復にも効果があります。
夏の暑さが「枝豆」の旬なのはとてもありがたいですね。
そして大豆では取ることのできない、ビタミンCを取ることができます。
ビタミンCは美容に効果がある栄養素として有名です。また、抗酸化作用により免疫機能を高めてくれます。
カリウム
カリウムには体内のナトリウム(塩分)を排出してくれる働きがあります。
利尿作用があり、むくみをとってくれます。
食物繊維
腸内で余分な栄養素の吸収を防ぎ、体内の老廃物を排出してくれます。
鉄分
意外ですが、鉄分も豊富に含まれています。
貧血予防になるのは女性にとっても頼りになる食品だったのです。
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枝豆にはこんなにたくさんの種類が!豊富な枝豆ブランドラインナップ
「枝豆」には、
黒色、茶色、黄色っぽいものなど、
緑色じゃない種類もたくさんあります!
なんとその数400種類以上!
そんな多種類の「枝豆」の中から
「ブランド枝豆」と呼ばれるものを幾つか取り上げてみました。
「毛豆」(けまめ)
サヤに茶色の毛があることでそう呼ばれているようです。
青森県津軽地方の枝豆の在来品種です。長年県外へでることがなかったため「幻の枝豆」と言われました。
「だだちゃ豆」
「だだちゃ」とは庄内地方の方言で「お父さん」という意味だそうです。
山形県の鶴岡市周辺の限られた地域古くから作られてきた在来種の枝豆です。
丹波篠山黒大豆(たんばささやまくろだいず)
黒大豆といえば「丹波篠山」は高級ブランドとして有名です。
古くから丹波地方で栽培されていた黒大豆の在来種です。
紫ずきん(むらさきずきん)
枝豆の薄皮が薄紫色をした、「丹波黒大豆」の品種改良品です。
京都だけで作られている枝豆用品種です。
「小糸在来」(こいとざいらい)
千葉県の代表的な在来種です。
千葉県君津市の小糸川流域で栽培されてきましたが、
収穫量が少なく一般には出回らなかったことから
「幻の大豆」と言われたそうです。
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美味しくても食べすぎ注意!
枝豆は大豆よりもカロリーは低いですが、
野菜としてはカロリーは高めですので、
食べすぎ注意です!
さらに、塩茹でしますので、
塩分もたくさん取ってしまう事になります。
ビールと言えば枝豆ですが、
両方とも飲みすぎ、食べすぎには注意ですよ!
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