夏の星座(天体)といえば「夏の大三角形」ですが、探し方や覚え方を忘れてはいませんか?
確か小学校で習ったと思うんですが、今日はおさらいの意味も込めまして、探し方や覚え方について解説しますね!
さらに、試験の時に一緒にでると、ごっちゃになりやすい、冬の大三角形、春の大三角形というのもありますのでこちらも、ついでに探し方や覚え方を解説します。
さらにもう一つ秋の大三角形ではなく、なぜか秋の四辺形についても、探し方や覚え方について解説します!
※ちなみに夏の大三角形は、厳密には星座ではないのですが、話の趣旨がずれるので割愛させて頂きます^^
目次
夏の大三角形とは?
七夕のお話にも出てくる「夏の大三角形」は、
- こと座のベガ
- わし座のアルタイル
- はくちょう座のデネブ
で構成された三角形のことです。
七夕のお話では、
- こと座のベガが織姫
- わし座のアルタイルが彦星
- はくちょう座のデネブは、橋を渡すかささぎ
のことを指しています。
夏の大三角形の探し方は?
夏の大三角形ですが、七夕の時期(7月)より、8月の初めのほうがよく見えます。
というのも、7月は梅雨の時期で曇っていたり雨が降っていたりと、よく見えない日が多いのです。
その点、8月は晴れの日が多く星もよく見えます。
探し方ですが、まず南を向いて真上を見上げます。
7月ですと23時頃、8月ですと21時頃、真上を見上げて一番明るい星を見つけます。
これが、織姫のこと座のベガです。
次に南東に視線を下ろしていくと、また明るい星があります。
これが、彦星でわし座のアルタイルです。
もうひとつ、はくちょう座のデネブですが、ベガから東に視線を落としたやや明るい星です。
天の川は、よく晴れた日に街頭のないところに行くと、こと座のベガとわし座のアルタイルの間に見ることができます。
夏の大三角形の覚え方!ゴロ合わせで覚えよう
星が3つしかないので、これだけだと覚えやすいですが、春の大三角系や、冬の大三角形などと一緒に出題されたらわからなくなってしまいますね^^
そこで、簡単なゴロ合わせで覚える方法をお教えしましょう!
- わしが歩いていたら・・・わし座のアルタイル
- デブの白鳥がやって来て・・・はくちょう座のデネブ
- こりゃ織姫が大変だべが・・・こと座のベガ、ベガは織姫のこと
これで星の名前と、星の位置関係がわかりますね!
時計回りにというところだけは覚えておきましょう^^
冬の大三角形、春の大三角形もあるの?じゃあ秋は?
夏の大三角形は有名ですが、他にも冬の大三角と春の大三角があります。
一緒に試験出ると、ごっちゃになってやっかいですね^^
冬の大三角
冬の大三角は、
- こいぬ座のプロキオン
- おおいぬ座のシリウス
- オリオン座のペテルギウス
で構成されています。
冬の南東の空に見えます。
一応覚え方ですが^^
星座「来いよ、おーい、オリオン」
- 来いよ・・・こいぬ座
- おーい・・・おおいぬ座
- オリオン・・・オリオン座
星「冬のプロは調べてる」
- 冬のプロ・・・プロキオン
- 調・・・シリウス
- べてる・・・ペテルギウス
※ちなみに反時計回りです。
春の大三角
春の大三角は
- うしかい座のアルクトゥルス
- しし座のデネボラ
- おとめ座のスピカ
で構成されています。
春の北東の夜空、北斗七星のちかくに見られます。
こちらも一応覚え方ですが^^
星座「ウシシシ オトメ!」
- ウシ・・・うしかい座
- シシ・・・しし座
- オトメ・・・おとめ座
星「春は三角にアルくのデス」
- 春は三角にアルくの・・・アルクトゥルス
- デ・・・デネボラ
- ス・・・スピカ
ちょっとムリヤリっぽいですけど^^
※時計回りです。
秋は三角形ではない?
さて残りは秋の大三角形・・・と行きたいところですが、秋は三角形ではなく四角形です!
「秋の大四辺形」といいます。
- アンドロメダ座のアルフェラッツ
- ペガスス座のアルゲニブ、マルカブ、シェアト
で構成されています。
ちなみにペガサスではなく「ペガスス」です。
覚え方は、
「アンドロメダのアル アル マルシェ」
- アル・・・アルフェラッツ
- アル・・・アルゲニブ
- マル・・・マルカブ
- シェ・・・シェアト
※こちらは反時計回りになります
まとめ
春夏冬の大三角形と秋の大四辺形の探し方と覚え方について解説しました!
ちょっと強引な語呂合わせもありますが、変なやつほど印象に残るものです^^
ただ気をつけて欲しいのが、時計回りと反時計回りがあるということです。
そこさえ間違わなければ、一緒に試験出てもバッチリです・・・ね(笑)
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