「富岡製糸場と絹生産遺産群」が、
2014年6月にも、ユネスコ世界文化遺産登録確実!
と言う事で盛り上がっていますね。
日本の世界遺産登録は、
富士山が登録されてから2年ぶりで
これで17つ目になります。
「富岡製糸場ってなんだっけ?」と言ったら、
小学校教諭の嫁に「教科書に載ってるでしょ!」と
怒られましたが、すっかり遠い昔の事なので、
忘れてしまいました(^^ゞ
スンマセン先生(汗)
・・・ということで、 そんな僕のような方に、
富岡製糸場について、わかりやす~く解説します!
お得なアクセス方法についても調査しました!
どうぞどうぞ~
目次
富岡製糸場とは?
明治5年(1872年)に、群馬県(群馬県富岡市富岡1番地1)に
建てられた官営(政府が経営)の製糸工場です。
日本で最初の官営の製糸場、というだけではなく、
当時としては世界最大級でした。
敷地面積は5.5ヘクタール。
(ちなみに東京ドームはは4.7ヘクタール)
フランス人技師の、ポール・ブリュナが指導した建物は、
木の枠組みに、レンガを積み上げるという
「木骨レンガ造り」で 国の重要文化財に指定されています。
当時は、日本にはレンガがなかったので、
瓦職人を集めて、造らせたという事です。
日本産レンガの起源ですね!
建設費は、現在の価格で33億円と推定されています。
富岡製糸場では、 500人以上の
多くの工女が働いていていました。
しかし当時、明治政府が募集を行った時には、
労働条件が良かったにも関わらず、
なかなか応募がありませんでした。
理由は「異人に生き血をしぼりとられる!」だったそうで、
応募してきた女性は、家族との永遠の別れを覚悟して
働きに来たのでしょうね?
まだ異国人が怖かった時代です^^
そこで、政府は各府県に人数を割り当てて、
士族の娘などを中心に工女を集めました。
富岡製糸場が、最盛期の昭和49年には、
年間におよそ370トンの生糸が生産されていましたが、
生糸値段が低迷したため、
昭和62年(1987年)3月に、
115年の操業を停止しています。
世界遺産登録の理由は?
「西欧の技術を導入して、国内で養蚕・製糸技術を改良し、世界の絹産業の発展と消費の大衆化をもたらした普遍的な価値」(文化庁)
といった推薦理由が、認められ、勧告に条件などが付かず
「今回はパーフェクト!」と報道されていましたね。
理由としては大きく2つあります。
1つ目は、
「世界の絹産業発展や絹の大衆化に貢献した」 ということです。
富岡製糸場で、生産された高品質の生糸や養蚕技術は、
海外にも大きな影響を与え、
絹産業の発展に繋がったことが挙げられます。
2つ目は、
「主要な施設が創業当時のまま、ほぼ完全に残されている」
19世紀後半の工場が、ほぼ完全な形で残っているのは、
世界的にも例がないということです。
富岡製糸場へのアクセス
世界遺産登録のニュースが流れてからというもの
連日、見学客でごった返しているようです。
それでも一度は、訪れてみたいものですね。
自家用車で行く場合は?
⇒上信越自動車道富岡インターチェンジで下車 ⇒各駐車場まで約10分(3㎞) ⇒駐車場より徒歩約10分(500m)
※富岡製糸場は、車両の乗り入れができませんので、
近くの駐車場を利用します。
電車の場合は?
東京駅⇒高崎駅(上越・長野新幹線) 約1時間
新宿駅⇒高崎駅(湘南新宿ライン) 約2時間
高崎駅で上信電鉄に乗換え(約40分)⇒上州富岡駅下車⇒徒歩
約15分(1㎞)
上信電鉄で「富岡製糸場見学往復割引乗車券」を買うとお得です。
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- 高崎駅~上州富岡駅間1往復電車賃(1,580円)
- 富岡製糸場見学料(500円)
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がセットになって、 通常2,080円のところ、なんと!1,640円(小人は820円)で購入できます。
★通常価格より440円お得な上に特典付きです!
- 復路・復路それぞれ1回に途中下車ができる!
- 乗車券は見学記念として持ち帰れる!
休日は、渋滞と駐車場待ちになりますから、
電車で行く事をオススメします!
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