「いびきかいてるよ」
「いびきがうるさい」
そんな風に言われて悩んでいませんか?
迷惑をかけているとしても
眠っている時のことなので、どうにもできませんね(^^ゞ
ただ、治るものなら治したいですね。
原因はなんなのでしょう?
いびきとあなどるなかれ!
もしかしたら病気が潜んでいるかもしれませんよ!
今日は、そんないびきの原因や治療について探ってみました!
目次
「いびき」ってどうしてかくの?
眠ってしまうと
軟口蓋(口腔上側)や口蓋垂(口腔内奥の垂れ下がり)
舌根などが上気道をふさいでしまい
狭くしてしまうことがあります。
そんな状態で呼吸をすると
空気が軟口蓋や口蓋垂、舌根を振動させます。
この振動で粘膜が擦れて出る音が「いびき」なのです。
[ad#co-1]
いびきは1つじゃありません
いびきは大きく3つに分けることができます。
単純性いびき症
呼吸が止まることはなく、一時的に起こるいびきです。
睡眠に支障はありません。
飲酒、薬の服用、疲労、鼻炎、ストレス、筋肉の衰えなどで起こります。
上気道抵抗症候群
睡眠時無呼吸症候群の軽症型です。
無呼吸ではないのですが、上気道を空気が通る際の抵抗がとても強い状態です。
とても熟睡は出来ず、日中睡魔に襲われたりします。
睡眠時無呼吸症候群
睡眠中に、気道がふさがってしまい、10秒以上呼吸が止まってしまいます。
無呼吸の状態が1時間に5回以上、あるいは7時間の睡眠中に30回以上ある状態のことです。
この状態が続くと睡眠障害となり日中強い睡魔に襲われます。
交通事故などの原因になって話題となりました。
いびきの原因と治療法は?
「いびき」をかく原因は体質や病気、生活習慣など様々です。
こんな原因があります。
- 上気道がその時の体調で狭くなってしまう、あるいは、もともと狭い体質である
- 花粉症や蓄膿症など鼻の病気やアレルギーがあり口を開けて眠っている。
- 肥満によりのどにも脂肪が付いている、扁桃腺肥大、アデノイドなどで上気道をふさいでしまう状態になっている。
- あごが狭い、舌が大きい、など体質が影響している。
生活習慣の見直しや努力で軽度ないびきは、
治せるかもしれませんが、
体質や重い症状の場合は、
耳鼻咽喉科を受診して
治療や手術を受けることをお勧めします。
耳鼻咽喉科では以下のような治療方法があります。
マウスピース
あごの骨格が原因となっている場合に使用する治療方法です。
鼻マスク
睡眠時に鼻マスクを着けます。
小型の空気ポンプで鼻から気道に空気を送り込むものです。
レーザー手術
上気道を狭くしている扁桃や口蓋垂などの粘膜部位のみを切除します。
そうすることで咽頭が広くなり、空気の通りをスムーズにさせます。
[ad#co-1]
おわりに
最近は「いびき」に悩んで病院を受診される方が多いそうです。
家族や周りの方に迷惑をかけたくない、
と思う方が多いのでしょうね。
それ程重症ではないという方は、
まずは生活習慣を見直してみましょう。
横向きに寝かたを変えたり、
枕を変えてみる、というのもいいですし、
太ってからいびきをかくようになった、
という方はダイエットをするいい機会にもなりますね。!
この記事へのコメントはありません。