以前「発達障害」と言えば、
子どもの障害と思われていました。
もっと以前は「少し変わった子たち」が、
周りに居たとしても、
それを障害とは考えませんでした。
今では、病院へ行く機会なく成長し、
悩みや苦労を抱えて生きてきた
大人もたくさんいるのが現状です。
不安に感じても、
実はよく分かっていない
「大人の発達障害」について、
解説します。
目次
大人の発達障害の特徴3つ
1.自閉症スペクトラム障害
- 対人関係やコミュニケーションが苦手。
- 特定の行動や興味にこだわります。
- 人間関係を築くのが苦手です。
「自閉症」「アスペルガー症候群」
その他の広汎性発達障害が含まれます。
2.注意欠如多動性障害(AD/HD)
不注意がひどく、多動や多弁があり、
行動が衝動的なのが特徴です。
7歳までに症状が現れます。
3.学習障害(LD)
知能の発達には問題はないのですが、
読む、書く、計算するなどの中で、
特定の事柄の習得が難しい状態をいいます。
以上3つに分類される発達障害ですが、
いずれも生まれつき脳の発達が
通常と違っているというのが原因です。
発達が違うということは病気ではありませんが、
ほっておいて克服できるものではないようです。
また、成長過程で突然起こったり、
治ったりというものでもありません。
気付かず、あるいは放置したまま大人になってしまった、
という方が意外と多いのでしょう。
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大人になってから悩む人が増えている
自立し大人になってから、
対人関係や仕事上のミスなどで悩んでしまう
といったことは多かれ少なかれあるものです。
でも社会生活を送る中で、
偏見を持たれたり、トラブルになってしまい
社会的評価につながってしまう、
という深刻な人もいるでしょう。
どうしてもうまくいかないと悩み
「もしかして自分は”発達障害”なのではないだろうか」
という心配をする人が増えているようです。
そんな方は、まず
「大人のADHD症状チェックリスト」をお試しください。
⇒ http://adhd.co.jp/otona/selfcheck/
チェックリストは、自分を理解することになりますし、
医療機関を受診する際の情報にもなります。
そして、発達障害の疑いや診断がでたら、
冷静に自分を見つめ、
よりよい生活改善のために治療を受けましょう。
下記のリンクから
実際に大人になってから治療をした方の経験例が見られます。
⇒ http://adhd.co.jp/otona/chiryo/
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自分を理解しまわりに理解を求めましょう
大人になって初めて「発達障害」と診断をされ、
治療を受ける方は、
まず家族や周りの方にそのことを伝えましょう。
そして自分の障害となる、特性と具体的に困っていることを
話し合う必要があるでしょう。
より具体的であることで、
本人も周りの人たちも具体的な対処が
見えてくるはずです。
周りの方は、症状を理解し本人の個性と合わせて、改
善のためのコミュニケーションを取ってください。
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