先日、ふと 「七夕」ってどうして「タナバタ」って読むんだろう?
と 生まれて初めて疑問に思ったので
調べてみました^^
そうすると、今まで知らなかった
七夕に関する事実が次から次へと・・・
今日は、僕の独自調査による
七夕の由来や、星伝説、五色の短冊の意味や星座の話
など七夕に関するアレやコレをご紹介します!
七夕は、中国から伝わった「星伝説」と、
中国の宮中行事の「乞功奠(きっこうでん)」が
合わさり日本特有の行事になりました。
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目次
中国の星伝説とは?
天帝の娘の織女(しょくじょ)は、
機織りが上手な働き者でした。
ところが、天の川の向こう岸にいる牽牛(けんぎゅう)と出会い、
恋に落ちてしまいました。
恋に夢中になった二人は、
全然、働かなくなってしまいました。
それを見て、怒った天帝は、二人を天の川の両岸に引き離し、
年に一度、7月7日にだけ会う事を許しました。
この日は、カササギが大量の羽で
橋を作って二人の橋渡しをしてくれました。
乞功奠(きっこうでん)とは?
乞功奠(きっこうでん)とは、古代中国から伝わった宮廷行事です。
機織が上手な織女(しょくじょ)にあやかって、
7月7日の夜に針や糸を供えて手芸の上達を願います。
後に、和歌や書道の上達も願うようになり、
梶の葉に願い事を書いて供えたということです。
短冊に願い事を書いて笹に飾るようになったのは、
江戸時代になってからです。
七夕を「たなばた」と言う由来は?
七夕は、「桃の節句」や「端午の節句」 と同じ
五節句のひとつで 「七夕(しちせき)の節句」と、
言いますが、 なぜ七夕は「たなばた」と言うのでしょうか?
と、いうか子供のころから「七夕=たなばた」で
育ってきましたから、疑問に思ったこともないかもしれませんね^^
日本には、昔、「棚機女(たなばたつめ)」と呼ばれる女性が、
機織りで作った布を神様に供え、
災厄(さいやく)が起こらないように、
と願う行事がありました。
これと、中国から渡ってきた、 星伝説の「織女(織姫)」が似ていたので
七夕を「たなばた」と呼ぶようになったと言われています。
星座の「牽牛」と「織女」はどれ?
夏の夜空を見上げると、天の川をはさんで、
一等星の明るい3つの星が輝いています。
この3つの星を結んで「夏の大三角形」と言います。
学校で習いましたね?覚えてますか?
わし座の「アルタイル」が、牽牛(=ひこ星)
こと座の「ベガ」が、織女(=おりひめ星)
あら?
はくちょう座の「デネブ」は?
デネブについては、諸説ありますが、
「デネブ=天の川に橋を架けるカササギ」
という説が多いようです。
しかし、はくちょう座なのに、カササギ?
という疑問の声もあるようですけど^^;
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笹飾りと五色の短冊の意味は?
七夕と言えば、竹飾りと短冊ですが、
これは日本特有のもののようです。
昔から、笹や竹は、生命力に溢れた神聖な植物と
考えられていたことから、江戸時代ぐらいから
笹飾りをするようになったようです。
また、願い事を書く短冊の五色の色は、
中国の陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)から来たもので それぞれ
- 緑色=木
- 赤色=火
- 黄色=土
- 白色=金
- 黒色=水
を意味しています。
日本では黒は、好かれなかったようで紫に変っています。
先日、嫁が児童に
「短冊って五色あるから5つ願い事を書くの? 5つとも同じこと書くの?」 と、
素朴な質問をされたようです。
ちなみに、嫁は小学校の先生です。
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「欲張りな人のお願いは、聞いてくれませんよ!
神様もみんなの願いを叶えなくちゃならないから、
一人一枚までにしてね!」
と嫁は、その場を凌いだそうですが、
実際は、特に決まりはないようです。
嫁の言うように、その時ばっかり
欲張ってお願いしたって、
神様だって聞いてくれませんよね!
さて、今年、何お願いしようかな?
あれと、これと。。。
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