そろそろいや~な花粉症の季節がやってきますね。
目から鼻からボロボロムズムズ。
涙は出るわ鼻水は出るわ、くしゃみは出るわで
本当につらい季節ですね。
花粉対策には、マスクやゴーグル、
病院でもらう目薬など色々対策はありますが、
その一つに注射があります。
花粉症の注射って打ったことあります?
調べてみますと、花粉症の注射って
実は副作用があって特に女性は要注意です!
これを読んでいるということは、
花粉症の注射はまだ打ってないと思いますので
一応、知識として参考にしてみてください。
もしかしたら「やめとこ」と思うかもしれません。
目次
花粉症の注射ってどんな注射?
花粉症の注射というぐらいですから、
鼻水、くしゃみ、涙など、
注射すると嫌な花粉症の症状を緩和してくれます。
その効き目は、1回打てばワンシーズンOKというぐらい
効き目のあるものや、花粉が飛んでいる間は、
何度も打って症状を抑えるものもあります。
1回注射すればワンシーズンOKなんて
夢のような注射ですが、効き目が強い分
それに伴って副作用も強いんです!
花粉症の注射の副作用とは?
効き目の強い花粉症の注射には、
「ケナコルト」
「デポメドロール」
という成分の注射があります。
この「ケナコルト」「デポメドロール」は、
実は”ステロイド剤”です。
特に「ケナコルト」という注射は元々、
喘息の発作を抑えるものなんですが、
花粉症にも威力は発揮するということで
使われています。
ただ、この注射をしたからといって
全員が副作用を起こすというわけではないのですが、
アレルギー反応を起こす人も少なく無いということです。
特に女性には注意してほしい点があります。
花粉症の注射の副作用!女性は不正出血に注意
ステロイドの副作用は一般的に、
- 糖尿病の悪化
- 皮膚の障害
- 顔、全身のむくみ
- 生理不順
- 不正出血
- 流産
- 肝機能障害
- 免疫力の低下
- 女性ホルモン異常
- 胃潰瘍
などの症状があります。(全員ではありません)
特に女性は、生理中に貧血を起こすほどの
不正出血の症状が見られる場合もあります。
注射後はお医者さんから避妊するように
言われることもあります。
こうみると花粉症の注射って怖いですね。
ちょっとつらくても我慢するかって気になりますね。
副作用のない花粉症の注射はないのか?
最近では、ステロイド注射のような副作用のない
「ノイロトロピン注射」というのがあります。
この注射はステロイドのような一時的な”痛み止め”ではなく、
神経系に働きかけもので、長期使用でも副作用がない注射です。
花粉症の症状だけではなくて、蕁麻疹や湿疹、
原因のよくわからない皮膚のかゆみにも効果があります。
「原因のよくわからない皮膚のかゆみ」ってのは
ちょっと怪しいですけどね^^
ただステロイド注射のような強い効果もないことから
効く人と効かない人、同じ人でも日によって
効かない場合などがあるようで
この注射だけで花粉症の症状をすっかり抑えるというのは
難しいようですね。
なので「ノイロトロピン注射」は、
漢方薬と組み合わせで使ったり、
それでも効果がない場合は抗ヒスタミン剤を内服して
花粉症の症状を抑えます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
花粉症が辛いからといっても安易に注射を打つ!という
選択肢はなくなったのではないでしょうか?
と言っても、重度の花粉症の方は、
見ててもつらそうです。
よっぽどの場合は、お医者さんと相談の上
最後の手段として選択されることをおすすめします。
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